熊高P連第82号
平成24年6月25日
九州地区高等学校PTA連合会 会長 様
九州地区各県高等学校PTA連合会 会長 様
九 高 P 連 進 路 対 策 委員 様
九州地区高等学校PTA連合会
進路対策委員長 田上 忍
(熊本県公立高等学校PTA連合会会長)
平成24年度九高P連第1回進路対策委員会について(報告)
このことについて、下記のとおり報告します。
記
Ⅰ 日 時 平成24年6月21日(木) 13:40~14:40
Ⅱ 場 所 リーガロイヤルホテル小倉 5F 福寿
Ⅲ 出席者 委員長 田上 忍 (熊本県)
副委員長 森山 亨 (佐賀県)
委 員 (代理)久保 裕 (宮崎県)
委 員 中山 哲志 (鹿児島県)
委 員 (代理)上田 武寛 (長崎県)
委 員 荒金 見治 (大分県)
委 員 仲宗根 宗和(沖縄県)
委 員 奈木野 豊 (福岡県)
委 員 岩下 昭一 (熊本県)
助言者 花岡 俊彦 (福岡県立鞍手高等学校長)
会場責任者 福本 俊彦 (福岡県立鞍手高等学校事務長)
進行・記録 田中 和幸 (熊本県連事務局長)
Ⅳ 委員会 進行:田中
1 開会のことば 森山 亨 副委員長
2 委員長あいさつ 田上 忍 委員長
3 助言者紹介 福岡県立鞍手高等学校校長 花岡 俊彦 先生
4 委員自己紹介
5 協 議 (議長:田上委員長)
ア 前年度委員会からの要望(引継)事項について
小出会長より報告があったとおり。開催要項118P~119Pに掲載してある。
イ 理事会からの諮問事項及び全高P連からの付議事項について
① 「高校生と保護者の進路に関する意識調査」の有効活用について
配布した資料を参照。2月頃各学校に配布してあるが、単P会長まで届いていないので活用できない。2年に1回調査を実施。今度は25年度実施予定。全高P連では調査の内容、項目について検討する。
② 就労支援事業について
配布資料について説明
・新規高等学校卒業予定者に対する雇用確保について
・キャリアサポート事業の継続に関する配慮について
昨年度、文部科学省と厚生労働省に提出。
九高P連ではほとんどの時間をこれに費やした。
24年度も継続。単年度であるので、今後も継続のお願いをする必要がある。
意見交換
・ 関係機関(建設・鉄鋼など協会)などに採用先があるかどうか伺ってみたい。
各県連の取り組みを紹介していただきたい。(仲宗根委員)
・ 県知事、教育長、労働局を7月に訪問予定。経済5団体を訪問し、就職支援や情報をもらうようにしている。(中山委員)
・ PTAとして独自ではやっていない。進路指導講演会を開催。キャリアサポーターの配置。25校。単年度しかできないので、今後も継続してほしい。
・ 経済団体、商工会議所などを訪問予定。マスコミにもお願いし県民に知らせる。
(久保委員代理)
・ 商工会議所など5団体ほど訪問して依頼。(奈木野委員)
・ 県連としての情報は把握していない。自校(嬉野高校)は進学、就職とも佐賀より福岡に行く。(森山委員)
・ 県連としての動きは把握していない。長崎市内は就職先が少ないので県外が多い。(上田委員代理)
・ 経済団体への働きかけをしている。各学校では進学率、就職率を競う傾向にある。先生方が企業訪問をする。(荒金委員)
・ 鹿児島、宮崎、福岡、大分より参考のために各団体への依頼文をいただきたい。
(田上委員長)
・ 九高P連でまとめて各県で活用してもらう。九高P連より全高P連にあげて文部科学省、厚生労働省へあげていくことでよろしいか。(田上委員長)
全委員異議なし
ウ 本年度委員会の具体的研究協議計画について
1 第5回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」の集計結果とその有効活用について
・ 「キャリアガイダンス №40」が配布してあるのを単P会長は知らない。知らないことには活用方法がわからない。(田上委員長)
・ 前回のものには、最後のページに親の自己診断がついていた。学校の広報紙に掲載した。(荒金委員)
・ 進路については、学校別に進められるような気がする。学校の進路指導とこの調査とを連動させたらさらに効果があるのでは。(久保委員代理)
・ この調査結果は全国的なものであり、地域や親の考えによっても違ってくる。アンケートをとらなくても、調査結果について会長や進路の先生に話してもらうぐらいでもよいのでは、という考えもあった。(荒金委員)
・ ここにアンケート結果があるから、アンケートをしなくてもこれを利用したら、という考えもあったように思う。(荒金委員)
・ 申し送り事項としてあがってはくるが、毎年毎年受け継がれていないのがもったいないような気がする。(久保委員代理)
・ まずは、会長がこの資料を知ることが大切。全高P連に、単P会長に渡すように一筆添えて配布してもらうようにお願いする。(田上委員長)
・ 利用については、単Pの状況によって変わってくる。(田上委員長)
・ 進路指導だけでなく、生徒指導などにも関係してくる。先生方との情報の共有が大切。(仲宗根委員)
・ 単P会長に渡すようにすることと、広報紙に掲載するなどして活用する。(田上委員長)
・ 今後の活用について、引継事項が二つあるが、一つは今後も全高P連にお願いしてやっていくことと、九高P連でもいろいろな団体や行政に持っていけるように文書を作る。(田上委員長)
・ 経済団体にお願いに行くと就職しても長続きしない。職業講座などで職業観などを教えていく必要がある。(小保委員代理)
・ 本年度の委員会の進め方について。引継事項については解決したように思う。
離職率をどうくい止めていくか。(田上委員長)
・ 就職しても3年も持たない。挨拶運動、遅刻指導の実施。(仲宗根委員)
・ 持っている問題は家庭教育に起因している。(久保委員代理)
まとめ
〇 緊急雇用創出基金事業については、継続を九高P連から全高P連にあげ、厚生労働省、文部科学省へ要請してもらう。
〇 キャリアガイダンスの活用については、全高P連に単P会長まで届くように文書の配布をお願いする。県連では広報紙などで広報に努める。
〇 離職率について、各県連の対策について情報を収集し、各県での参考にする
〇 次回のリクルートの調査に、離職に関する調査(離職率、離職の理由など)を加えてもらうようにお願いする。
エ その他 なし
6 助言 福岡県立鞍手高等学校 花岡 俊彦 校長先生
各県の取り組み、新しいアイディア、課題など情報交換ができてたいへん有意義な協議であった。私から二つだけ述べさせていただきたい。進路と一口に言っても、生徒の進路希望は多岐にわたっているし、地域の実態や学校の実情も様々であるので、同じ土俵で話をするのは難しいと思う。しかしながら、生徒一人一人の進路実現を図ること、そして我が国の将来を担う子ども達を育成すること、その思いは同じであるので、いつも思いを共有しながら、また再確認しながらこの進路対策委員会の活動を進めていけたらいいのではないだろうか。もう一つは、今日の話を聴いていて意識調査のこと、Pの方で厚生労働省にキャリアサポートの継続の申し入れをしていること、そういうことを先生方に周知をしているか、あるいは、生徒達にPは君たちのためにこんな活動をしているのだよということを学校が発信しているか、そこのところを学校の課題として受け止めた。ぜひ、意識調査あたりもPと学校が連携するためのツールとして活用していただきたい。
7 閉会のことば 森山 亨 副委員長